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デジタルリテラシーって何?

作成者: 村井 豊一|Dec 18, 2025 5:41:05 AM

〜“使える人”から“正しく使える人”へ〜

 

こんにちは。CanvasPlanningの村井です。

スマホもSNSもAIも、気がつけば日常の一部になりました。

でもその一方で、「便利だからこそ起きるトラブル」も増えています。

 

今回から4回にわたってお届けするのは、

“デジタル社会を安心して生きるための判断力”=デジタルリテラシーのお話です。

 

デジタルリテラシーとは、「判断の力」

ITリテラシーが“操作の力”だとすれば、

デジタルリテラシーは “それをどう使うか”という判断の力 です。

・ SNSに書いていいこと・書かないほうがいいこと

・ 写真に映り込んでいる情報の扱い

・ AIが生成した文章を、どこまで信じて良いのか

・ 怪しいメールが届いた時、どう判断すべきか

便利なツールが増えたぶん、私たち一人ひとりに“判断する場面”が多くなりました。

 

なぜ今、デジタルリテラシーが必要なのか?

理由はシンプルです。

「全員が、毎日“発信者”になっているから」

LINE、インスタ、X、チャット、メール、オンライン会議。

メッセージ1つ、写真1枚が、人の評価・会社の信用に関わる時代です。

そして残念ながら、トラブルの多くは

“知らなかった”ことが原因 です。

・ 位置情報が意図せず公開されていた

・ 社外秘の資料を背景にオンライン会議をしていた

・ 何気ない投稿が、他の人を傷つけてしまった

こうしたトラブルは、

知識ではなく「気づく力」と「判断力」でほとんど防げます。

 

デジタルリテラシーの3つの力

CanvasPlanningの研修では、次の3つを特に大切にしています。

① 気づく力

「この情報、出して大丈夫かな?」と立ち止まれる力

② 考える力

情報が正しいか、人に影響がないかを考える力

③ 行動する力

不安なときは相談し、正しいルールで発信する力

 

この3つを身につけるだけで、

日常のデジタルトラブルはほとんど防げます。

 

明日からできる、たった3つの“習慣”

今日からすぐに試せる行動をご紹介します。

  • SNSの投稿前に、「誰が見るか?」を1秒考える
  • 情報をシェアする前に、「正しい情報か?」を確かめる
  • 不安なときは、“削除より相談”を優先する

 

この3つだけで、あなた自身も周りの人も、ずっと安心になります。

 

まとめ:便利な時代だからこそ、“考えて使う”が大切

AIもSNSもオンラインサービスも、これからますます広がります。

だからこそ大切なのは、“使えること”より“正しく使えること”。

デジタルリテラシーは、すべての土台になる力です。

 

次回は、

「SNS社会で気をつけたい3つの落とし穴」

についてお話しします。

 

関連:デジタルリテラシー研修

研修の詳細はこちらからご覧いただけます。

(前回のExcel研修同様、やさしく・実務に役立つ内容です)